家族葬とは、その名の通り故人の家族や親しい関係にあった者だけで行う葬儀のことです。
家族葬における受付は、必ず設置するわけではありません。しかし、受付を任された場合は以下の流れに沿って行います。
まず、葬儀前の段階では会場や参列者の把握が必要です。受付を担当する者は参列する方々から質問されることが多いことから、会場内のお手洗いや荷物置き場などについて、あらかじめよく知っておかなければなりません。
次に葬儀においては、参列者のチェックと同時にお香典の受け取りをします。その際には、来てくださったこと、お香典をいただいたことへの感謝を述べるようにしましょう。また、荷物を預けたいという参列者がいた場合には、荷物をお預かりする役目も担います。
そして受付の次は、会場への案内になります。ご高齢の方や障がいをお持ちの方を考慮し、できるだけスムーズにご案内できるよう心がけましょう。
葬儀後については、お礼品のお渡しと片付けです。お礼品とは、参列者の方々に対して葬儀に来てくださったことへの感謝を伝えるものです。参列者が全員お帰りになった後は、後片付けをします。椅子やテーブルの運搬だけでなく、いただいたお香典を会計することも仕事の1つです。
受付を担う際に守るべきマナーは、以下の2点が挙げられます。
1.服装について
受付である以上、多くの方々から見られていることを認識しましょう。なるべく目立たず、露出を控えた格好にする必要があります。
2.言葉づかいと表情について
受付を担当する者には、参列者と顔を合わせてお話しする機会があります。したがって、なるべく言葉づかいに気をつけましょう。表情についても、明るく振る舞わないよう笑顔は抑えて対応するようにしましょう。
このように、家族葬での受付は一般葬での受付と大まかな流れやマナー上の差異はほとんどないと言えるでしょう。また、故人と親密な関係にあった方などが、葬儀に呼ばれていなくても参列するケースも多くありますから、失礼のないよう準備しておくに越したことはございません。
有限会社岡田葬儀社本店では、一般葬や家族葬をはじめ、宗教・宗派にかかわらず幅広く対応しております。豊島区で120年の実績をもつ地域に根差した葬儀社として、地域の皆様に寄り添ったサービスを致しておりますので、東京都豊島区、文京区、北区、新宿区、埼玉県周辺でお葬式・告別式についてお悩みの方は、弊社までお気軽にお問い合わせください。
家族葬における受付|任された場合の流れやマナーなど解説
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