一般葬では無い家族葬は、参列者が制限されていることもあり、参列しない人も多くいます。
とはいえ生前お世話になったということで香典は渡しておかなければならないのでしょうか?
本稿では家族葬での香典の扱いや香典以外の潮位の示し方を解説します。
家族葬に参列しない人は香典を渡す必要がない
結論から言えば、家族葬に参列しない人は香典を渡す必要はありません。
家族葬を行う人は香典辞退する場合が多く、香典を受け取ることで香典返しなどの負担がかかることが困るからです。
家族葬で出席者が限定されている場合は、参列の必要もありませんし、香典を渡す必要もありません。
香典以外でも弔意を表す方法がある
家族葬で、香典を渡さないのが一般的ですが、やはり生前お世話になった方に弔意を示すのは人として当然のことです。
そこで香典以外に弔意を示す方法を紹介しましょう。
弔問する
家族葬に出席できなくても、個人に弔意を示す方法として後日の弔問というほうほうがあります。
弔問を行うタイミングは葬儀が終わった1週間前後が最適で、事前に弔問したい旨、遺族に伝えて了承を得てから行いましょう。
その際のマナーとしてお供え物を持っていきます。
弔電を送る
香典を辞退の歳でも、弔電は辞退していない場合があります。
その場合は弔電を送りましょう。ただし一切を辞退されている場合があり、その時は弔電も控えます。
供花を送る
供花を送って弔意を表せます。
ただし遺族への負担を考慮し、余り高額な花を送らないようにしましょう。
生前にバラにゆかりがあるような方の場合は別ですが、通常バラのようにとげのある花は供花としては避けるのがマナーとなっています。
家族葬で香典を渡す場合に気を付けることとは
家族葬でどうしても香典を渡したい場合があるかもしれません。
ただ遺族が負担に感じるために香典を辞退している場合があり、以下の点に気を付けておきましょう。
遺族に問い合わせる
香典を渡したい旨遺族に問い合わせます。
遺族が香典辞退の意を示した場合は香典を持参しないのがマナーです。
香典返し不要と伝える
どうしても香典を渡したい場合、香典返し不要と伝えます。
遺族の負担になる香典返しが無くてもお渡ししたいと考えている場合、明確に相手に伝えると開いても香典返しを行わず、香典を受け取ってもらえます。
まとめ
家族葬は参列者が限られているため、せめて香典でもという気持ちがあるかもしれませんが、多くの場合香典不要という場合が多いです。
その為出席できなくても香典を渡す必要はなく、弔問や弔電などの方法で弔意を表すことができます。
どうしても香典を渡したい場合、遺族に確認し、香典返し不要を伝えると相手の負担にもならず香典を手渡せます。
有限会社岡田葬儀社本店(東京都豊島区/文京区)|家族葬に参列しない場合の香典は?弔意の表し方はどうする?