葬儀後の挨拶は、葬儀に関わった人や参列者に対する感謝を述べるものです。
非常に大切なものですので、どのような挨拶にするかはきちんと事前に考えておき、いざという時に焦って失礼のないようにしておきましょう。
挨拶は、直接伝えるだけでなく、手紙やメール、電話で行う場合もあります。
相手の状況に合わせて最適な挨拶ができるよう、マナーを身につけておくことが大切です。
葬儀後の挨拶マナーについて
葬儀後には、喪主が参列者に対して挨拶をするという大きな役割があります。
故人のために葬儀に参列してくれた方々に対して、最後まで失礼がないように、マナーのある挨拶を考えておくことが大切です。
挨拶をするときには、自分が考えた言葉で何も見ずに話すのがよい、と考える方が多いのですが、注意点があります。
自分で考えた挨拶ができることが望ましいことは確かですが、決してメモ書きをみることが悪いわけではありませんし、きちんと挨拶することができれば失礼にもなりません。
人前で話すことに慣れていない方や不安がある方は、ぜひメモ書きを準備してください。
また、挨拶の文中に忌み言葉を使用しないように注意してください。
例えば、「再び」「ますます」「重ね重ね」といった重ね言葉は、不幸を繰り返すニュアンスを持ちますので、避けることが望ましいです。
さらに、死と結びつくような「死亡」「存命中」という言葉は使わず、「逝去」「生前」といった言葉に言い換えるのが適切です。
葬儀後の挨拶について例文付きで解説
先ほど確認したような参列者に対しての挨拶だけではなく、寺院・僧侶といった関係者、香典などを頂いた方、故人の会社関係者など、葬儀に関わった方にはできる限り挨拶をするのが望ましいといえます。
ここでは、例文をいくつか紹介します。
以下は、寺院・僧侶に対しての挨拶の例です。
「先日の葬儀に際しては、ご多用のところ大変丁寧なお勤めを賜りまして、ありがとうございました。
おかげさまで無事に葬儀を執り行うことができました。
これは、心ばかりのお布施でございます。
どうぞお納めください。」
また、香典などのご厚志を頂いた方への挨拶は、お礼状を送ることが多いと考えられるため、
「この度は(故人)の葬儀に際して(ご厚志の内容)を賜りまして、ありがとうございました。
おかげさまで葬儀も滞りなく終えることができました。」
とお礼を述べた後で、
と締めくくるのがよいでしょう。「本来ならお目にかかってご挨拶申し上げるべきところ、略儀ながら書中にて失礼いたします。」
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